【活動報告】経営セミナー「健康経営のススメ」

 経営セミナー「健康経営のススメ」

2026年2月月20日(金)、南太田フォーラムにて経営 セミナーを開催いたしました。

【第一部】 横浜市がすすめる「健康経営」
(講師:横浜市経済局 中小企業振興課

 第一部では、横浜市が推進する「健康経営」について、横浜市経済局中小企業振興課よりご説明いただきました。
健康経営とは、従業員の健康を「将来への投資」として捉え、企業が積極的に健康づくりに取り組むことで、働きやすい職場環境を整え、生産性や企業価値の向上につなげていく経営手法です。従業員の集中力やモチベーションの向上により、結果として業績向上にも寄与するとされています。
 横浜市では独自の取り組みとして「横浜健康経営認証制度」を設けており、従業員が1名以上いる市内事業所であれば申請することができます。認証にはいくつかの段階があり、まず「クラスA」では健康経営宣言を明文化し、社内外へ発信することなどが求められます。さらに上位の「クラスAA」では、自社の健康課題を整理し、それぞれに応じた具体的な対策を進めていくことが必要となります。
認証を取得することで、健康経営に取り組む企業として対外的にアピールでき、企業イメージの向上につながります。また、講師派遣や機器貸し出しなど、健康づくりを支援する無料サポートも用意されており、中小企業でも取り組みやすい制度となっています。

【第二部】 「職場での健康づくり」44名の町工場が取り組む健康経営の実践事例 
(講師:株式会社スリーハイ 徳江 彩貴 氏

 第二部では、従業員44名の町工場である株式会社スリーハイの健康経営の取り組みについて、徳江彩貴氏より事例紹介がありました。同社では「会社は人・もの・金で成り立つが、最も重要なのは“人”」との考えのもと、人への投資を重視し、健康づくりを経営戦略の一つとして位置付けています。安心して働ける職場環境を整えることで、生産性の向上や組織の安定、売上の向上につながるといいます。
 具体的な取り組みとして、まず退社時間を18時30分に定める制度を導入し、残業時間の削減を実現しました。また、コアタイム11時〜14時のフレックスタイム制度や、勤務インターバル11時間の確保などにより、働きやすい環境づくりを進めています。さらに、毎日1分間の体操や睡眠セミナー、肩こり対策の運動などを取り入れ、社員の健康意識向上にも取り組んでいます。こうした活動の内容はアニュアルレポートとしてホームページで社内外に発信しており、採用活動における企業への信頼感向上にもつながっています。離職率は2.28%と低水準を維持し、職場の心理的安全性が高まり、社員同士の対話が生まれやすい環境づくりにもつながったそうです。素晴らしい事例をご紹介して頂きました。

【第三部】 事業所で活用可能な支援メニューについて 
(講師:南区役所 福祉健康保健課健康づくり係

 第三部では、南区役所 福祉健康保健課健康づくり係で行っている支援メニューについてご紹介頂きました。
個別説明・相談、出前講座、お試し健康講座など、健康経営に取り組む企業をサポートがありました。

今回の講演を通じて、従業員の健康づくりが企業の成長につながる重要な経営課題であることを改めて学ぶ機会となりました。

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